世界の民藝品ギャラリー No.5
セヌフォ族の布絵

コートディボアールのセヌフォ族によって描かれる布絵。
布は専門の織職人によって、幅10センチ程の布を何枚も剥ぎ合せ一枚の布に仕上げられます。そこに小刀のような道具で鉄片、灌木、トウモロコシなどを発酵させた染料で描いて行きます。絵柄は鹿に似たガゼル、鳥、蛇など身近な動物などが多く、お祭りの仮面、衣装を着けた人なども描かれます。信仰や儀礼に結びついた布絵は魔よけの意味合いもあるようです。

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