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ギャラリー

世界の民藝品ギャラリー No.17
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updeate 2008/07/18

グァテマラ 「トトニカパンの絣」

絣の起源は古く、インド、インダス文明までさかのぼる。 インドで発生した絣は、一つはシルクロードを伝わりインドネシア、東南アジアを経て日本へ。 もう一つはインドネシアの島々から太平洋を経て中南米、エクアドルに伝わったと言われています。

グァテマラは、新大陸で最も早く伝統に繁がる絣を織り始めました。
その一つが「熱い水のある場所」と言う村名のトトニカパンです。 温泉の湧き出る標高2,500Mのこの地は西部高原地帯きっての交易の中心地。 いろいろな村で織られる綴れ織の紐(シンタ)はそのほとんどが、この村で織られている。

標高の高い村々では朝晩の冷え込みが厳しく、ショールが盛んに使われる。 昔から木綿を紡ぎ、藍染の布を作ってきたこの村の絣のショールにはすばらしいものがたくさんある。